RapidVirtualizationIndexing（読み）らぴっどばーちゃらいぜーしょんいんでくしんぐ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

Rapid Virtualization Indexing

AMDのクアッドコアOpteronで採用された、AMD-Vの拡張機能、およびその命令。従来のAMD-Vでは、仮想ソフトウェアで実行する仮想、物理メモリー間のアドレス変換を、CPU内部にタグ付けしてバッファすることで高速な切り替えを実現してきたが（Tagged TLB）、RVIではアドレス変換をハードウェアで処理する（Nested Page Table）。高速な仮想マシンの切り替えのほか、仮想マシン上のアプリケーションが直接メモリーを参照できるようにし、仮想マシンの性能を向上させている。同様の機構に、インテルのExtended Page Tableがある。

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