X大腸炎(読み)エックスだいちょうえん

改訂新版 世界大百科事典 「X大腸炎」の意味・わかりやすい解説

X大腸炎 (エックスだいちょうえん)

ウマ病気。突然の腸炎と腸管内のガス充満心拍数増加呼吸困難腹痛を示すが,原因がはっきりせず,治療に対しても反応しないことからこの名がある。死亡率が高く,発症24時間以内で死亡する。原因としては,細菌毒による菌体内毒血症であり,一種のショックであると考えられている。治療はショックの緩和脱水回復を図ることが望まれている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む