A.ビートフ(英語表記)Andrey Georgievich Bitov

20世紀西洋人名事典 「A.ビートフ」の解説

A. ビートフ
Andrey Georgievich Bitov


1937 -
ソ連小説家
レニングラード生まれ。
鉱山技師としての教育を受ける。1960年代の初頭に新しい青春文学の旗手として活躍し始めた。日常生活のなかの平凡な人々の心理を繊細な文体で書くことにかけて卓越した才能を示す。主な作品に処女短編集「大きな風船」(’63年)、「かくも長き幼年時代」(’65年)、「別荘地」(’67年)、「日曜日」(’80年)等があり、最大の長編「プーシキン館」(’78年)は米国で完全版が出版された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android