20世紀西洋人名事典 「A.ラキュゾン」の解説
A. ラキュゾン
Adolphe Lacuzon
1870 - 1935
詩人。
フランドル地方出身。
アンテグラリズム(全一主義)の理論家で、詩人としても活躍した。1904年「ルヴュ・ブルー」誌に「詩人の新しき信仰とその教義、アンテグラリスム」を発表し、詩の使命を人間意識の拡大の中に見いだし、当時中心をなしていた象徴主義と立ち向かった。著書に詩集「永遠」(’02年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報