A.W.K.ティセリウス(その他表記)Arne Wilhelm Kaurin Tiselius

20世紀西洋人名事典 の解説

A.W.K. ティセリウス
Arne Wilhelm Kaurin Tiselius


1902.8.10 - 1971.10.29
スウェーデンの物理化学者,生化学者。
元・ウプサラ大学教授。
ストックホルム生まれ。
ウプサラ大学卒業後、同大学のT.スベドベリの下で、コロイド化学の研究を行い、1938年同大学の生化学教授。以後、’48年同大付属生化学研究所初代所長、’46〜50年スウェーデン科学研究会議長、’60年ノーベル財団会長を歴任。この間、’37年「ティセリウス装置」とよばれるタンパク質を分離する精密な電気泳動装置を完成、血清タンパク質を4種類に分類することに成功。さらに、アミノ酸、タンパク分解物の溶液の吸着法による分析についての研究も行った。’48年これらの業績により、ノーベル化学賞を受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む