ALS患者の嘱託殺人事件

共同通信ニュース用語解説 の解説

ALS患者の嘱託殺人事件

京都市中京区のマンションで2019年11月30日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者林優里はやし・ゆりさん=当時(51)=が意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。京都府警は20年7月、林さんの依頼で薬物を注入し殺害したとして、嘱託殺人の疑いで、医師大久保愉一おおくぼ・よしかず被告(45)と元医師山本直樹やまもと・なおき被告(46)を逮捕。京都地裁は23年12月、大久保被告が事件を主導し山本被告は従属的立場だったと認定、山本被告に懲役2年6月の判決を言い渡した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報