20世紀西洋人名事典 「C.アチェベ」の解説
C. アチェベ
Chinua Achebe
1930.11.15 -
ナイジェリアの小説家。
ナイジェリア大学教授。
アジディ生まれ。
ナイジェリアの文化的汚辱と民族受難の歴史を描いた「部族崩壊」(1958年)、「もはや安楽なし」(’60年)、「神の矢」(’64年)、「国民の中の一人」(’66年)の4部作を発表する。内戦中はビアフラ側の外交官を務める。’71年から文芸誌「オキケ」の編集に参加し、’75年ロータス賞を受賞する。教育、出版を通し後進の育成に尽力する。他の作品に詩集「心せよ、わが同胞よ」(’72年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報