20世紀西洋人名事典 「C.L.ムーア」の解説
C.L. ムーア
Caoherine Lucile Moore
1911 - 1987
米国の作家。
最初の夫であったヘンリィ・カットナーとの結婚生活の中で、ほとんどを共同執筆の形を取った小説を書いた。カットナーの死後はほとんどSF小説を残していない。単独の長編「美女ありき」(1944年)、「ヴィンテージ・シーズン」(’46年)では、異常な環境に置かれた人間に対する控えめな心理分析劇を表現している。他の作品に「銀河の女戦士」(’43年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報