20世紀西洋人名事典 「C.N.バーナード」の解説
C.N. バーナード
Christiaan Neethling Barnard
1922.11.8 -
南アフリカの心臓外科医。
ケープタウン大学助教授。
ボーフォートウェスト(南アフリカ連邦)生まれ。
大卒後病院の内勤の医師を務めた後、’53年フローテ・スフーレ病院のレジストラーに選ばれた。’56年ミネソタ大で研究し、’58年心肺装置を持ち帰国。1967年世界初の心臓移植手術をケープタウンのフローテ・スフーレ病院で行った。外科的には成功したが肺炎を併発し18日後に死亡。その後も心臓移植手術を続け、方法改善に努力したほか、心臓の人工弁を開発するなど心臓外科の発達に貢献。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報