20世紀西洋人名事典 「C.W.ウォシュバーン」の解説
C.W. ウォシュバーン
Carleton Wolsey Washburne
1889.12.2 - 1968.11.27
米国の進歩主義教育家。
ブルックリン大学教育養成部長。
シカゴ生まれ。
シカゴ、スタンフォード大学では科学を学んだ。1914年から5年間はサンフランシスコ師範学校で校長のバークの推進する個別教授・学習方式の研究、訓練を積んだ。’19年にミシガン湖畔ウィネトカで教育長をし、以後25年間にわたる町をあげての教育実験「ウィネトカ・プラン」の指導者として活躍した。このプランは昭和初期に日本へも紹介されたが実践されなかった。また、第二次大戦後はイタリアで教育改革の顧問を務めた。主な著書としては、「生きた教育哲学」(’50年)、「新教育の生かし方」(’53年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報