E.サーリネン(その他表記)Eero Saarinen

20世紀西洋人名事典 「E.サーリネン」の解説

E. サーリネン
Eero Saarinen


1910.8.20 - 1961.9.1
米国の建築家。
キルコヌミ(フィンランド)生まれ。
父エリエル・サーリネンと共にフィンランド生まれの米国の建築家。1923年父と米国に移住し’40年に帰化。’34年エール大学で建築学を学び、父の建築事務所に協力。’49年ジェファソン大統領記念碑競技設計に入賞。発展期の米国近代建築の形成寄与。ゼネラル・モーターズ技術センター、マサチューセッツ工科大学クレスジ講堂、ケネディ空港TWAターミナル・ビル、ダレス空港ビルなど多くの傑作を設計し、国際的な名声を博す。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android