20世紀西洋人名事典 「E.フォルストホフ」の解説
E. フォルストホフ
Ernst Forsthoff
1902.9.13 - 1974.8.13
ドイツの公法学者。
元・ハイデルベルク大学教授。
第二次大戦後の西ドイツ公法学をリードした学者で、1933年フランクフルト大学、’35年ハンブルク大学、’36年ケーニヒスベルク大学、’41年ウィーン大学、’48年ハイデルベルク大学教授を歴任。給付行政、生存配慮等の概念により行政法学に影響を与え、またC.シュミットの影響を受け自由主義的法治国家論を展開し、社会国家的要素を強調する憲法学界の主流と対立。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報