20世紀西洋人名事典 「E.ブリュックナー」の解説
E. ブリュックナー
Eduard Brückner
1862 - 1927
ドイツの地理学者,気候学者,氷河学者。
元・ベルン大学教授,元・ウィーン大学教授。
イエナ生まれ。
ドルパート大学やドレスデン大学、ミュンヘン大学で自然科学や地理学を学び、ハンブルク海洋気象台を経て、1888年ベルン大学教授を歴任し、1906年ウィーン大学教授となる。1890年全10章の大著「1700年以来の気候の変動」を出版し、水位変化の原因となる気候がおよそ35年で変動することを発見し、ブリュックナー周期といわれる約35年の周期を導き出す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報