20世紀西洋人名事典 「G.ソリヤ」の解説
G. ソリヤ
Georges Soria
1914 -
ジャーナリスト,劇作家。
文学芸術通信社社長。
チュニス生まれ。
共産党系ジャーナリズムで活躍していたが、紀行文、戯曲作家としても著名で、1954年にローゼンバーグ事件を題材とした戯曲「恐怖」でデビューした。’58年には「島の見知らぬ女」でイプセン賞、U賞を受賞した。ほかにスターリン批判を背景とした戯曲「証人」(’62年)、今日のスペインを舞台とした「対立する情念」(’63年)などの作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報