GABA受容体(読み)ギャバジュヨウタイ

化学辞典 第2版 「GABA受容体」の解説

GABA(ギャバ)受容体
ギャバジュヨウタイ
GABA receptor

γ-アミノ酪酸(GABA)の受容体で,イオンチャネル型とGタンパク質共役型の受容体が存在する.チャネル型受容体GABAAは,類似したサブユニットからなる五量体で,サブユニットの組合せ,たとえばα2β2γやα2βγδなどにより性質が異なる.GABAA受容体は Cl チャネルとしてはたらき,細胞内をマイナスとすることにより,神経細胞の興奮を抑える.GABAが抑制性ニューロトランスミッター(神経伝達物質)といわれるゆえんである.[別用語参照]アミノ酪酸の【Ⅲ】


GABA受容体
ジーエービーエージュヨウタイ
GABA receptor

[同義異語]GABA(ギャバ)受容体

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む