20世紀西洋人名事典 「J.ブロイア」の解説
J. ブロイア
Joseph Breuer
1842.1.15 - 1925.6.20
オーストリアの精神医学者。
ウィーン生まれ。
上流階級を患者に持つ開業医となり成功を収める。はじめはフロイトを支持し、彼と共同研究を行ったが、後に離れた。催眠術をノイローゼの療法として使用し、カタルシス(浄化)療法と名づけたほか、三半規管の機能の研究も行った。著書「Studien über Hysterie,Leipzig Wien」(1895年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報