20世紀西洋人名事典 「J.ラモンセンデル」の解説
J.ラモン センデル
J.Ramón Sender
1902.(1901.説有り) - 1982
スペインの小説家。
モロッコでの兵役体験を描いた「イマン」(1929年)で文壇に登場し、「カルタヘナのウィット氏」(’35年)で国民文学賞受賞。スペイン内戦に共和党側で参戦するが内乱後の’38年アメリカに亡命。諸大学でスペイン文学を講じながら亡命作家として創作活動を展開、’38年の「反撃」、’47年「王と王女」、’53年「スペイン農夫への追悼ミサ」、「アリアドナの5冊の本」(’54〜57年)等内乱のスペインを歴史の証人として著した作品が多い。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報