20世紀西洋人名事典 「J.H.ベイリー」の解説
J.H. ベイリー
Jackson H. Bailey
1925 -
米国の歴史学者。
アーラム・カレッジ歴史学教授。
メイン州ポートランド生まれ。
専攻は日本史。20歳の時占領軍関係の仕事に従事。1951年ウィスコシン大学で修士号取得。さらに東京日本語学院で2年間日本語を学んだ。その後日本語研究を国際学友会、ハーバード大学、東京大学社会科学研究所で行った。’59年ハーバード大学より西園寺公望をテーマとした論文で博士号を取得後、母校アーラム・カレッジの助教授、準教授を経て、歴史学教授就任。又この間’67〜68年京都大学人文科学研究所でフルブライト客員教授として学究生活を送る。’82〜83年岩手県下閉伊郡で研究に打ち込んだ。アジア研究学会会員。著書「Listening to Japan:An Anthology」編著(’73年)、「Opening Doors,Contemporary Japan」共著(’77年)、「First Steps in Japanese」共著(’79年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報