20世紀西洋人名事典 「L.ボップ」の解説
L. ボップ
Léon Bopp
1896 - ?
スイスの作家,随筆家,文芸批評家。
スイス生まれ。
ジュネーヴ大学、フランスの高等師範学校で、古典、哲学を学び、文学博士となる。その後、オックスフォード大学でも学び、科学、芸術、哲学などを和合しようと試み、極度に自由な新教主義を奉じた。著書に「キリストの生涯」(1945年)、「連邦哲学」(’52年)などのエッセイ、「ボーヴァリー夫人注解」(’51年)などの文芸批評、「ジャン・ダリヤン」(’24年)、「世界の関係」(’38年)などの小説がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報