20世紀西洋人名事典 「M.デュフレンヌ」の解説
M. デュフレンヌ
Mikel Dufrenne
1910 -
フランスの美学者,哲学者。
元・ボアチエ大学教授。
1932年に哲学教授資格を取得し、第二次大戦中にリクールと知り合って、ヤスパースの哲学を協同研究を行った。’53年博士号を取得、パリ第十大学の創設に参加し、退職まで教鞭をとる。フランス美学会の中心的存在で、思想的には「自然の創造力、自然の自己表現をいきいきした形で示すものこそ、芸術」という考えを持つ。又、長年に渡って「美学雑誌」編集に携わる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報