20世紀西洋人名事典 「M.ロハス」の解説
M. ロハス
Manuel Roxas
1892.1.1 - 1948.4.15
フィリピンの政治家。
元・フィリピン共和国大統領(初代)。
カピス州カピス(後のロハス市)生まれ。
1913年弁護士資格試験に最高点で合格し、’19年カピス州知事、’22年下院議員、同議長を歴任。’34年独立法制定に尽力し、’35年コモンウェルス成立とともに財務長官、’41年には上院議員となる。太平洋戦争中にミンダナオ島において日本軍の捕虜となるが、神保信彦中佐の尽力により死刑を免れた後、彼と親密な交友関係を持つ。’46年リベラル党を結成、同年フィリピン共和国の初代大統領に就任、戦後の戦災復興に努めた。在任中に病死。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報