20世紀西洋人名事典 「M.A.エリソン」の解説
M.A. エリソン
Mervya Archdall Ellison
1909 - 1963
英国の天文学者。
アイルランド南部生まれ。
父はアーマー天文台長を務めた人で、彼の影響で天文学に興味を持つ。ダブリンのトリニティ大学を卒業後、セルボーンスクールの理科主任教員となる。1930年代中頃個人的に太陽分光器を製作し、太陽のフレアとプロミネンスの連続観測を続行した太陽面観測者で、’46年太陽の巨大黒点と水素フレアが関連性を持つ事を発見。’47年エディンバラの王立天文台員となり、’48年エディンバラの王立学会会員に選出。’54年「太陽とその影響」を出版。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報