20世紀西洋人名事典 「O.エッゲン」の解説
O. エッゲン
Olin Jenck Eggen
1919.7.9 -
米国の天文学者。
ウィスコンシン州オーフォードビル生まれ。
高速度星、赤色巨星、準光度星、天文学の歴史についてなどの研究を行った。ウィスコンシン大学を卒業後、カリフォルニア大学で天文学を学び、グリニッジ天文台の主任助手を経て、’60年カリフォルニア工科大学の教授を務める。’65年パロマ山天文台の天文学者となるが、翌年、オーストラリアでストロムロ山天文台台長とオーストラリア大学高等研究所教授となる。’77年にはチリのセッロ・トロロ天文台へと移った。’70年代半ばには、UBV光度測定などをもとにした赤色巨星の研究を完成させたり、実視連星を使う星の視差の方法の効率についての系統的調査を行った。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報