20世紀西洋人名事典 「P.ボスト」の解説
P. ボスト
Pierre Bost
1901 -
小説家,ジャーナリスト,劇作家。
1923年劇作家としてヴィユー・コロンビエ座で「ばかな奴」でデビュー。’26年戯曲「二組の無二の親友」で好評を得た。’31年アンテラリエ賞を小説「醜聞」(’30年)で受賞。’43年以来脚本、映画台本の執筆を手がけた。’54年の「ユダという男」が著名。又、文芸作品「田園交響楽」「肉体の悪魔」「赤と黒」などを脚色し、映画界に心理的リアリズムを樹立した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報