20世紀西洋人名事典 「R.ラウシェンバーグ」の解説
R. ラウシェンバーグ
Roberr Rauschenberg
1925.10.22 -
米国の美術家。
テキサス州ポート・アーサー生まれ。
テキサス大学などで学び、ブラック・マウンテン大学でジョーゼフ・アルバースに師事。その影響でモノクロームの作品を描く。1953年最初の個展を開催。「コンバイン・ペインティング」と呼ぶ様々のオブジェと絵画を同存させた作品を製作、美術界の注目を集める。’62年ベネチア・ビエンナーレで大賞、’65年アメリカ絵画ビエンナーレ・金メダルなど数々の賞を受ける。他にパフォーマンスなど幅広い活動をみせ、’58年の個展の時ネオ・ダダと呼ばれ、ポップ・アートの先駆者とされた。代表作に「ベッド」(’55年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報