20世紀西洋人名事典 「R.ワインガルテン」の解説
R. ワインガルテン
Romain Weingarten
1926 -
劇作家。
パリ生まれ。
1948年「アカラ」の上演でイヨネスコに新演劇の先駆として認められた。この演劇は1948年のエルナニ事件と呼ばれたほどの問題となり、超現実主義の影響があり、自動記述法による隠喩のイマージュを舞台上で形象化してみせ、旧来の劇形式との完全な絶縁を示した。他の作品に「乳母たち」(’60年)、「夏」(’66年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報