S.T.アリシャバナ(その他表記)Sutan Takdir Alisjahbana

20世紀西洋人名事典 「S.T.アリシャバナ」の解説

S.T. アリシャバナ
Sutan Takdir Alisjahbana


1908.2 - 1994.7.17
インドネシアの文学者,思想家
民族大学長,ジャカルタ・アカデミー会長。
ナタール(スマトラ西部)生まれ。
パレンバンの小学校教員を経て、ジャーナリストとして活躍する。1933年文芸誌「ブジャンガ・バル」を主宰し、近代文学発展に尽くす。’36年「帆を上げて」、’49年「インドネシア語新文法」を著す。一方、政治活動にも参加しスカルノ政権を批判しマラヤに亡命する。’68年帰国し民族大学長やジャカルタ・アカデミー会長となる。他の著書に「敗北勝利」(’78年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android