DVDR(読み)ディーブイディーアール

デジタル大辞泉 「DVDR」の意味・読み・例文・類語

ディーブイディー‐アール【DVD-R】[digital versatile disk recordable]

digital versatile disk recordableDVD規格の一。追記型で、データ一度だけ記録できる。DVD+Rとは互換性をもたない。ディーブイディーマイナスアール。→ディー‐ブイ‐ディー(DVD)

ディーブイディー‐プラスアール【DVD+R】[digital versatile disk recordable]

digital versatile disk recordable》DVD規格の一。データを一度だけ記録できる追記型のもの。DVD-Rとは互換性をもたない。→ディーブイディー(DVD)

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IT用語がわかる辞典 「DVDR」の解説

ディーブイディープラスアール【DVD+R】

DVD+RWアライアンスが策定した、一度だけ書き込みが可能なDVD規格。DVDフォーラム標準化したDVD-Rとは規格が異なる。国内ではDVD-Rが広く利用されているが、海外ではDVD+Rのほうがシェアが高い。記憶容量は直径12cmの場合、片面1層で4.7GB。◇正式名称は「plus R」。派生規格のDVD+R DL片面2層で8.5GB。

ディーブイディーアール【DVD-R】

DVDの規格のひとつDVDフォーラムにより標準化されている。一度だけ書き込みが可能。記憶容量は直径12cmの場合、片面1層で4.7GB、片面2層で8.5GB。◇「digital versatile disk recordable」の頭文字から。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「DVDR」の解説

DVD-R

東芝松下電器産業などが提唱した、データの記録が可能なDVD。ディスク片面に最大4.7GB、両面で最大9.4GBのデータを記録できる。記録されたデータは書き換えられないものの、DVD-ROMと同じようにDVDプレイヤーやDVD-ROMドライブで読み出せる。このため、違法コピー対策として、作成したDVD-RをDVD-ROMのマスターディスクとしても利用できる、業務向けの「DVD-R For Authoring」という規格と、著作権保護技術を施した民生向けの「DVD-R For General」の2種類に分かれている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

パソコンで困ったときに開く本 「DVDR」の解説

DVD-R

CDにおけるCD-Rに相当するもので、書き込み可能なDVDのことです。CD-Rと同様に、書き込みはできても消去や上書きはできません。作成したディスクはDVD-ROMドライブで読み取れ、DVDビデオとして作成した場合は市販のDVDプレーヤーでも再生できます。1枚のディスクに4・7GBのデータを記録できます。片面2層方式のディスクもあり、書き込みに対応するドライブを使うことで、1枚のディスクに8・5GBのデータを記録できます。
⇨CD-R、DVD、DVD+R、
DVD-RAM、DVD-RW、片面2層

DVD+R

DVD-Rと同様に書き込み可能なDVDをDVD+RWの技術を利用して作ったものです。片面2層方式のディスクもあり、書き込みに対応するスーパーマルチドライブなどを使うことで、1枚のディスクに8・5GBのデータを記録できます。
⇨DVD、DVD-R、DVD+RW、片面2層

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

カメラマン写真用語辞典 「DVDR」の解説

DVD-R

Digital Versatile Disk Recordable。一度だけ書き込みのできるDVD。バージョン1.0では両面で7.9GB、バージョン2.0では片面に4.7GB記録できる。DVD-RはDVD-ROMドライブで読み出しが可能である。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のDVDRの言及

【記憶装置】より

…半導体記憶や磁気記憶より歴史が新しく,実用化されたのは1980年以降である。光記憶の媒体としてはこれまで読出し専用のCD-ROMが使われてきたが,98年以降,次第にDVD-ROM,DVD-RAMなどによって置換されようとしている。これらはレーザー光を使用して読み書きする。…

※「DVDR」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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