V.アブラハム・L.J.クビスリング(その他表記)Vidkun Abraham Lauritz Jossøn Quisling

20世紀西洋人名事典 の解説

V.アブラハム・L.J. クビスリング
Vidkun Abraham Lauritz Jossøn Quisling


1887.7.18 - 1945.10.4
ノルウェー軍人,政治家。
元・国防相。
1918年以来陸軍大将としてソ連関係の情報収集活動に従事した後、’31年〜35年農民党内閣において国防相を務める。農民党の左翼化に伴い、ノルウェーのファシスト党組織、’39年ナチスに接近する。ヒトラー会見。’40年4月ナチスの祖国侵入の日には、ラジオで歓迎放送を行う。ヒトラーの容認した唯一の党総裁である立場を利用し、’42年弁務官大臣会議の首相に就任し、事実上の独裁者となる。戦後のノルウェー解放後、戦犯裁判で処刑された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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