20世紀西洋人名事典 「Y.リベジンスキー」の解説
Y. リベジンスキー
Yurii Nikolaevich Libedinskii
1898.12.10 - 1959.11.24
ソ連の作家。
オデッサ生まれ。
医者の息子として生まれ、1920年共産党に入党。’22年中編「一週間」で革命後の生活現実を描き、文壇にデビューして注目される。続く「明日」(’24年)、「政治局員」(’26年)などでは新国家建設に努める党員たちの生活を描く。’28年の第1回全同盟プロレタリア作家大会において、芸術綱領を報告する。第二次世界大戦には「赤い星」特派員として従軍。戦後は三部作「山々と人々」(’47年)、「空やけ」(’52年)、「ソビエトの朝」(’57年)を発表。作品は他に回想記「同時代の人々」(’58年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報