カリーナ

百科事典マイペディア 「カリーナ」の意味・わかりやすい解説

カリーナ

デンマーク出身の俳優。コペンハーゲン生れ。短編映画に出演の後,パリに移ってモデルとなる。J.L.ゴダール監督に見いだされ《小さな兵隊》(1960年)でデビュー。1961年ゴダールと結婚し(のち離婚),《女は女である》(1961年),《男と女のいる舗道》(1962年),《アルファビル》(1965年)などでヒロインを演じ,J.モローらとともにヌーベル・バーグを代表する女優となる。特に《気狂いピエロ》(1965年)での,男を翻弄する現代の〈ファム・ファタル〉の役柄は印象深い。ゴダール以外の出演作品にA.バルダ監督《5時から7時までのクレオ》(1961年),L.ビスコンティ監督《異邦人》(1968年),A.デルボー監督《黒の過程》(1988年),J.リベット監督《パリでかくれんぼ》(1996年)などがある。1973年からは監督も手がけている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「カリーナ」の解説

カリーナ〔チェーン店〕

かつて新潟県新潟市を中心に展開していたタカノ食品のラーメン店チェーン「ラーメンタカノ」の定番メニュー。焼きそばにカレーミートソースをかけ、紅ショウガを添えたもの。昭和40年代から60年代にかけての人気メニューで、同チェーンの閉店とともに途絶えたが、近年、新潟市西蒲区のまき鯛商店街がご当地グルメとして復活させている。

カリーナ〔自動車〕

トヨタ自動車が1970年から2001年まで製造、販売していた乗用車。4ドアセダンを中心とする。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android