出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
… トロイアを攻略した後,帰路に着いた英雄オデュッセウスがその途次漂浪を重ね,12の冒険と危機を克服して,10年の後ようやく故郷イタケー島に単身たどりつく。留守を守っているのは貞節な妻ペネロペとようやく成人した一子テレマコスであるが,近隣諸地の貴族らはオデュッセウスがすでに亡きものと思い,ペネロペと結婚し家財を乗っとろうと押し掛けて彼女を苦しめる。彼女は機織りの奇計によってしばしの時をかせいだが,今はそれも見破られ万策尽きたかに見える。…
…父はラエルテスLaertēs。妻ペネロペPēnelopē(スパルタ王メネラオスの后ヘレネの従姉妹)との間に一子テレマコスTēlemachosが生まれたとき,ヘレネがトロイアの王子パリスに誘拐されてトロイア戦争が起こったため,彼は親友のメントルに後事を託し,手勢を率いて遠征に参加した。トロイアでは知勇兼備の名将として活躍,とりわけ戦争の10年目にギリシア軍の総大将アガメムノンと最大の英雄アキレウスが激しい不和に陥った際には,奔走して両者を和解させ,味方の危機を救った。…
※「ペネロペ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...
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