一意(読み)イチイ

デジタル大辞泉 「一意」の意味・読み・例文・類語

いち‐い【一意】

一つの考え。また、考えが同じであること。「一意性」
(副詞的に用いて)一つの物事に心を集中すること。ひたすら。「一意学業に励む」

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精選版 日本国語大辞典 「一意」の意味・読み・例文・類語

いち‐い【一意】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一つの考え。また、考えが同じになること。
    1. [初出の実例]「S.Paulo ト、Silas トニ ichiy(イチイ)スル モノ ナリ」(出典:サントスの御作業の内抜書(1591)一)
    2. [その他の文献]〔史記‐酷吏列伝・張湯〕
  3. ( 副詞的に用いて ) ひたすら一つのことに心をそそぐさま。もっぱら。
    1. [初出の実例]「これを進修の事に一意勉強せんには」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)
    2. [その他の文献]〔新語‐懐慮〕

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普及版 字通 「一意」の読み・字形・画数・意味

【一意】いちい

専心

字通「一」の項目を見る

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