上げ潮(読み)あげしお(その他表記)flood

翻訳|flood

日本大百科全書(ニッポニカ) 「上げ潮」の意味・わかりやすい解説

上げ潮
あげしお
flood

潮の干満で、海面が上昇しつつある状態を上げ潮(または差し潮)、下降状態を下げ潮(または引き潮)ebbという。すなわち、干潮(かんちょう)から満潮(まんちょう)までが上げ潮で、満潮から干潮までが下げ潮である。通常は、それぞれ1日2回生じる。海面の昇降する速度は、潮差波形によって異なるが、大きいところでは、毎時1メートル以上となる。なお、語意が転じて、物事が好調に進む状態をさして「上げ潮に乗る」という。

[岡田正実]

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海の事典 「上げ潮」の解説

上げ潮

潮汐にもとずく海面変動で、干潮から満潮までの間で海面が上昇しつつあるときを上げ潮または差し潮という。これに対して、満潮から干潮までの間で、海面が 下降しつつあるときを下げ潮または引き潮という。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上げ潮」の意味・わかりやすい解説

上げ潮
あげしお
flood tide

干潮から満潮まで,水面が上昇すること。このときの潮の流れを上げ潮流という。 (→引き潮 )  

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