冬物(読み)フユモノ

デジタル大辞泉 「冬物」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐もの【冬物】

冬に用いるもの。特に冬用の衣料品冬着。また、それに用いる布地
[類語]冬着冬服合服合い着春着春物夏着夏物夏服秋物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冬物」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐もの【冬物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 冬を感じさせるもの。冬のもの。
    1. [初出の実例]「冬物と見えて降けりはつしぐれ〈天垂〉」(出典:俳諧・杉丸太(1705))
  3. 冬季、着用する衣服。ふゆぎ。また、それに用いる布帛(ふはく)
    1. [初出の実例]「毎度何うもを口癖に繰返すお勝、このほどの日和に張りし冬物(フユモノ)の針の手とどめて」(出典:門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android