勢力範囲(読み)セイリョクハンイ

精選版 日本国語大辞典 「勢力範囲」の意味・読み・例文・類語

せいりょく‐はんい‥ハンヰ【勢力範囲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 国、または個人支配力ないし影響力が及ぶ区域勢力圏。なわばり。
    1. [初出の実例]「お桂は勝手を自分の唯一の勢力範囲にして」(出典:生(1908)〈田山花袋〉二五)
  3. 自国の領外で、自国の政治上・経済上の優先権を認めさせた区域。
    1. [初出の実例]「南方長江沿岸英国の勢力範囲に独国の侵入等は」(出典:東京日日新聞‐明治三四年(1901)一一月一三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む