千人(読み)センニン

精選版 日本国語大辞典 「千人」の意味・読み・例文・類語

ち‐ひと【千人】

  1. 〘 名詞 〙 千の人。転じて、非常に多くの人。せんにん。
    1. [初出の実例]「千人にもかへつべき御さまにて、深うたづね参り給へるをみるにあひなくなみたくまる」(出典:源氏物語(1001‐14頃)賢木)

千人の補助注記

源氏賢木」の用例写本では漢字表記であり、「せんにん」とよむことも考えられる。


せん‐にん【千人】

  1. 〘 名詞 〙 千の人。また転じて、非常に多くの人。
    1. [初出の実例]「千人万人挙不応、唯君一箇帝心抽」(出典性霊集‐一(835頃)贈野陸州歌)
    2. 「ついぢのうへに千人、屋のうへに千人」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む