取的(読み)トリテキ

精選版 日本国語大辞典 「取的」の意味・読み・例文・類語

とり‐てき【取的】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 関取。
    1. [初出の実例]「人もしるほどの前ふり角力〈略〉近年の取出来(トリテキ)ともてはやされし」(出典談義本・虚実馬鹿語(1771)三)
  3. 転じて、最も下級の力士。ふんどしかつぎ。
    1. [初出の実例]「ずん切、取的の角力とりにて」(出典:歌舞伎・心謎解色糸(1810)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む