寒天培養基(読み)カンテンバイヨウキ(その他表記)agar medium

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「寒天培養基」の意味・読み・例文・類語

かんてん‐ばいようき‥バイヤウキ【寒天培養基】

  1. 〘 名詞 〙 寒天に肉汁その他の養分をしみこませて固めた細菌培養基

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「寒天培養基」の意味・わかりやすい解説

寒天培養基
かんてんばいようき
agar medium

寒天培地ともいう。細菌,糸状菌 (カビ) 類を培養する場合に適当な養料を調製し,これに寒天 (通常 1.5%程度) を加えて固まらせたもの。寒天はその成分が分解されにくいので,微生物はその上に形よく伸長して,よく培養の目的を達することができる。ガラス皿 (シャーレ) に円板状につくり,あるいは試験管を斜めにして斜面培地 (スラント) とする。寒天の代りにゼラチンを用いる場合もあるが,ゼラチンは蛋白質なので,それ自体が細菌などに消化されると,培養基の形がくずれてしまう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む