デジタル大辞泉
「巨大地震」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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巨大地震
きょだいじしん
great earthquake
マグニチュード(M)8規模以上の地震。従来 M7以上の地震を大地震と呼んでいたが,海溝周辺で発生する M8以上の地震はプレートの運動と直接に関連していることがわかり(→プレート境界地震),区別するようになった。また M9規模以上を超巨大地震といい,その大きさを表すには断層の規模に関係したモーメントマグニチュード(Mw)を用いることが多い。日本の周辺で起こる巨大地震は断層の長さが 100~200kmである場合が多いが,超巨大地震の場合 1000kmに達するものもある(→震源)。1950年以降,超巨大地震は 1960年のチリ地震(Mw9.5),2004年のスマトラ島沖地震(Mw9.0)など数回起こっている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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知恵蔵
「巨大地震」の解説
巨大地震
非常に大きな地震。マグニチュード(M)上の定義はないが、普通M8.0以上、時にM7.8程度の地震まで含めることもある。巨大地震は、長さ100kmから数百kmの断層が動いて発生するので、その位置を1つの点(震源)で表すのは無理。歴史上最大の巨大地震は1960年チリ地震で、モーメント・マグニチュードは9.5、震源域の寸法は1000km近くに達した。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の巨大地震の言及
【地震】より
…この揺れのことを地震動というが,一般には地震動のことも地震と呼んでいる。
[マグニチュードと震度]
地震には,数百kmの範囲にわたって強い地震動をもたらし,大災害を生じるような巨大地震から,地震動は人体に感じられず,高感度の地震計だけが記録するような微小地震まで,大小さまざまなものがある。地震の大きさ(規模)は[マグニチュード]によって表示される。…
※「巨大地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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