徳人(読み)トクニン

精選版 日本国語大辞典 「徳人」の意味・読み・例文・類語

とく‐じん【徳人】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 徳のそなわった人。徳の高い人。とくにん。
    1. [初出の実例]「貴方様は誠に何うも徳人(トクジン)御出でになりますが」(出典:落語・春の新築(1898)〈三代目三遊亭円遊〉)
    2. [その他の文献]〔荘子‐天地〕
  3. とくにん(徳人)

とく‐にん【徳人・得人】

  1. 〘 名詞 〙
  2. とくじん(徳人)
  3. 富裕な人。金持。財産家分限者(ぶげんしゃ)有徳人(うとくにん)
    1. [初出の実例]「又徳人、たよりなしのいへのうちの作法などかかせたまへりしが」(出典:大鏡(12C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「徳人」の読み・字形・画数・意味

【徳人】とくじん

有徳の人。

字通「徳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む