懐具合(読み)フトコログアイ

精選版 日本国語大辞典 「懐具合」の意味・読み・例文・類語

ふところ‐ぐあい‥グあひ【懐具合】

  1. 〘 名詞 〙 所持金の都合。金まわり。ふところあい。ふところつごう。
    1. [初出の実例]「その人の此頃の懐工合や家の事情を窃(ひそ)かに捜りたくて」(出典微光(1910)〈正宗白鳥〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む