懐勘定(読み)フトコロカンジョウ

デジタル大辞泉 「懐勘定」の意味・読み・例文・類語

ふところ‐かんじょう〔‐カンヂヤウ〕【懐勘定】

所持金費用などを頭の中で勘定すること。胸算用
[類語]皮算用見積もり目算胸算用推計積もり懐具合

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「懐勘定」の意味・読み・例文・類語

ふところ‐かんじょう‥カンヂャウ【懐勘定】

  1. 〘 名詞 〙 自分の所持金や入費などを心のなかで計算すること。胸算用。
    1. [初出の実例]「要するに、借も貸も自分の懐中勘定(フトコロカンヂャウ)で誰から取って誰に払ふといふのでないから」(出典搦手から(1915)〈長谷川如是閑〉くつしたの穴)

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