戯笑(読み)ギショウ

デジタル大辞泉 「戯笑」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐しょう〔‐セウ〕【戯笑】

ふざけて笑うこと。たわむれ笑うこと。
稗官はいかん小説は、人の―に供し」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戯笑」の意味・読み・例文・類語

じゃれ‐わらい ‥わらひ【戯笑】

〘名〙 ふざけたわむれて笑うこと。
浄瑠璃持統天皇歌軍法(1713)三「人の子種卵子(たまご)の様に有ふかと、(あひよめ)どしのじゃれ笑ひ」

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普及版 字通 「戯笑」の読み・字形・画数・意味

【戯笑】ぎしよう(せう)

たわむれ笑う。〔後漢書、橋玄伝〕時に臨みての戲笑の言なりと雖も、至親篤好なるに非ずんば、胡(なん)ぞ肯て此の辭を爲すことを得んや。

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