技術経営(読み)ギジュツケイエイ

デジタル大辞泉 「技術経営」の意味・読み・例文・類語

ぎじゅつ‐けいえい【技術経営】

技術事業に結び付けて経済的価値を創出するために戦略を立案し実行すること。技術に立脚する企業組織が、新たな技術を開発・活用して新たな事業を継続的に創出し、持続的発展を実現するために行う経営マネージメントオブテクノロジーテクノロジーマネージメントMOT(management of technology)。

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人事労務用語辞典 「技術経営」の解説

技術経営(MOT)

「技術経営」(MOT:Management of Technology)とは、技術力をコアコンピタンスとする企業・組織が、その事業の持続的発展のために研究開発や技術開発の成果を事業化に結びつけ、新たな経済的価値を創出していくマネジメントのこと。あるいはそれを推進する学問的研究や教育プログラムなどを指します。技術を経営資源として戦略的・効率的に活用するためには、テクノロジーとマネジメントの双方に精通した人材が必要であり、こうした技術経営(以下、MOT)人材の育成が、わが国の産業界においても喫緊の課題として浮上しています。
(2010/12/6掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

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