掌状複葉(読み)ショウジョウフクヨウ(その他表記)palmate compound leaf

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精選版 日本国語大辞典 「掌状複葉」の意味・読み・例文・類語

しょうじょう‐ふくようシャウジャウフクエフ【掌状複葉】

  1. 〘 名詞 〙 植物の複葉の一型。葉柄の先端に数枚の小葉が放射状につき、掌状となったもの。アケビやウコギなどがその例。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「掌状複葉」の意味・わかりやすい解説

掌状複葉
しょうじょうふくよう
palmate compound leaf

複葉のうち,小葉が1ヵ所から数個方向に向って指のように分れ出ているもの。トチノキ,アケビなどにみられる。これはカエデのように切れ込みの深い葉縁が,さらにはなはだしく切れ込んだものとみることができる。単に掌状葉というときはカエデ型の葉でなく,掌状複葉をさす。

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世界大百科事典(旧版)内の掌状複葉の言及

【葉】より

…エンドウのように1回羽状に分岐する複葉や,ナンテンのように2~3回羽状に分岐するものがあり,シダ植物の葉のように4~5回羽状分岐する複葉もある(図2)。掌状に分岐する例としてはシュロやクジャクシダなどがある(掌状複葉)。コシダ類の葉は叉(さ)状に分岐する軸と,そのうちのいくつかの部分の欠落と,羽状に分岐する小葉との組合せで,さまざまな型の構成を種や変種の差によって示している。…

※「掌状複葉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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