…しかし,一般知識社会においても,特殊な政治・道徳の理論よりも,史書・文章のほうが日常親しみやすいので,その専攻学科の設置が望まれるに至り,紀伝道が生まれることとなった。設置の最初は,奈良時代の半ばころ,728年(神亀5),文章博士(もんじようはかせ)1人が置かれ,ついで730年(天平2)に文章生20人が置かれたのに始まる。やがて平安時代に入ると,紀伝道は急激に隆盛になり,学問の代表的なものとされて,まったく貴族的なものになった。…
※「文章生」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...