旭川電気軌道(読み)あさひかわでんききどう

日本歴史地名大系 「旭川電気軌道」の解説

旭川電気軌道
あさひかわでんききどう

大正一四年(一九二五)三月岩崎清一を発起人代表として東川ひがしかわ村有志一五名が連署、旭川市内四条通よじようどおり二一丁目を起点とし、東川村西三号北一番地を終点とする一三・七五キロの敷設特許を出願。同一五年一月札幌市で旭川電気軌道株式会社の創立総会が開かれ、同年二月設立登記を完了。昭和二年(一九二七)二月軌道敷設が終了して営業開始。同年一〇月市内四条通一八丁目まで路線を延長。さらに国鉄線路沿いに旭川駅まで軌道を敷設、一条停留所・三条駅を開設、貨客の取扱も開始した。同四年から東旭川線の敷設に着工、同四年一二月旭川追分おいわけ旭山あさひやま公園間六・七キロが完成、営業開始。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android