札幌時計台(読み)サッポロトケイダイ

日本歴史地名大系 「札幌時計台」の解説

札幌時計台
さつぽろとけいだい

[現在地名]中央区北一条西二丁目

元来は札幌農学校の演武場で、旧所在地は現在の北二条通の通り上であった。農学校教頭のホイーラー構想により開拓使工業局が設計し、明治一一年(一八七八)六月起工、同年一〇月に竣工した。当初時計塔はなく、切妻屋根(柾葺)鐘楼があった。同一四年に鐘楼の代りに時計塔(三―五階)を設置、時計の鐘は一里四方に響きわたったという。同三六年に札幌農学校が現在の北海道大学構内へ移転したことから旧演武場と敷地の一部を札幌区が借用し、区会議場にあてようとした(公会堂として使用)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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