気相重合(読み)きそうじゅうごう(その他表記)gas(vapor)phase polymerization

改訂新版 世界大百科事典 「気相重合」の意味・わかりやすい解説

気相重合 (きそうじゅうごう)
gas(vapor)phase polymerization

高分子化合物を原料のモノマー(単量体)から合成するのに,そのモノマーが気相の状態で行う重合反応をいう。重合開始剤あるいは触媒は反応系を流動状態にして気相に懸濁させる。生成する高分子(ポリマー)は微粉状で得られる。反応のために溶媒や水を使わないので,その分離や回収のための装置が不要となる点がこの方法の利点である。ポリエチレンの製造に一部行われている。
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化学辞典 第2版 「気相重合」の解説

気相重合
キソウジュウゴウ
vapor phase polymerization

溶媒を使用せず,気相で行われる重合反応.オレフィン類のチーグラー-ナッタ触媒による重合プロセスがよく知られている.プラント製造コストが安く,連続式で行えることが利点であり,エテン,プロペンの重合法としては主流となっているが,反応槽の除熱の問題,ポリマー物性の制御という点で課題もある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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